見えない世界の不思議についてひたすら綴ります

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喪服が欲しくなった日
何年前のことだっただろうか。
当時、私は毎晩遅くまで残業をする会社におり、
休日も6週間連続出勤などのスケジュールで働いていた。
その頃の話。

そういう生活をしていると、通販でものを買っても
受け取ることが困難だった。
夜間指定でも間に合わず、休日も家にいることが少ない。
それに当時はアパート暮らしだったので、宅配ボックスもなかった。
なので、実家にいるときには当たり前のように使っていた通販も
そのころは、カタログを眺めるだけと化し
購入することは滅多になかったのだ。

ところがあるカタログを見ていたとき、
いつもは関係ないと、飛ばしていたフォーマルの頁に
なぜか興味津々になっていた。

「フォーマルねえ…お葬式なんてないし…
 黒いスーツの上下で間に合うし…必要ないでしょ」

と、スルーしようとしたが
なんでだかどうしても欲しくなってしまった。
でも気に入ったデザインのものがあったわけではないので
とりあえず、一番年齢的に合いそうな物を選び
なにかのときのために買っておくことにした。

その服は実家へ届けてもらい、
翌週、休日出勤から免れた私はわざわざ実家に取りに行った。
そうまでして買ったのだ…

実家に帰ったついでに、高校時代の友人と久々に再会
彼女は結婚して他県に嫁いでいたが
その日は彼女も偶然、実家に帰っていたのだった。
昔話もした…私たちが同じクラスだった高校2.3年の頃のこと…
3月3日のことだった。

数日後、友人から連絡がきた。
高校2年のとき、世話になった恩師が、3日に亡くなったと。
9日に通夜が営まれることなり、私は再び、友人と会った。
(事情があって通夜が遅くなっていた)

その日、買ったばかりの喪服を着た。
友人達はみな自分の喪服を持っていたのだが
私は、このとき買ったものがはじめてで
妙な偶然があるものだと思っていた。

そして、
実家に喪服を取りに行った日に、恩師は旅立っていたのだな、と…。
なんか妙に感慨深くなってしまった。

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