見えない世界の不思議についてひたすら綴ります

よその星のようなもの 上
風景
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この日の夜、私は目が疲れてしまったので
何をするともなく、ベッドでゴロリと休んでいた。
ふと思いついたレイキを久々に自分に掛けながら、ぼんやりしていた時のこと。

なにも見るつもりはなかったのに
突然、視界が切り替わるように、とてもはっきりと光景が見えてきた。

緑色の水がたっぷりと流れ、向こう岸には植物が繁茂している。
向こう岸へは鉄道のような路線が二本
橋のように架かっていた。
様子がおかしいと思ったのは、その水の質感。
表面がうねり、一見流れているようなのだが
とても重く、少しずつ移動している、という感じなのだ。
植物に関しても妙な点があった。
水辺には、大きなエノキダケのような木が生えているのだが
こんなものは地球では見たことがない。
ほかの植物も、どこかにはありそうだが、全く見たことがない。

なんの風景なのだろうと思いつつも、
前世鑑定などより、はるかにくっきり見える光景から出られない。

線路は好きな方を選んでいいようなので、最初は右の線路を渡り
暗い洞窟に入った。
洞窟を思った場所は、整ったトンネルだった。
小さい明かりがあり、壁に沿って階段を上る。
階段の先には、鋼鉄製の扉があったので、開けてみた。

扉の向こう側は、グランドキャニオンのような乾いて風化した谷だった。
U字型になっている谷津の片側の崖に私はいた。
崖の途中に扉があり、そこに出ていたのだ。

扉を開けた先には、もう一つ…
緑色の人型の存在がいた。
顔は、生々しくはないが、は虫類的なつくりで
どちらかというと、スターウォーズにでてくるような感じだ。
全身緑色のその人物は、その街を案内してくれる役目ということだった。

崖に沿って作られた外階段を下りながら、その人は説明をする。

U字型の最奥に流れ落ちている、細く高い一筋の滝は
人工的なものであるということ
そして、滝近くの大きな一つの岩だけが、蛍光紫色のオーラで光り
動力としてのエネルギーをそこに蓄積していること。

滝とは逆に、谷津の開放部を見てみると
そちらの平野部は居住地になっていた。

どのぐらいの広さだろうか…
検討がつかないが、とにかく巨大なことは間違いない。

途中で再び崖の中、つまり地中へ入る扉を抜けた。
崖の中は自在に移動するための交通網がとても発達している。
細かい編み目のようにトンネルが続いていた。

ところどころ明かりとりの窓があいている。
比較的崖に近いトンネルでは、片側が柱だけになり
オープンタイプのトンネルになっていて眺めがいい。

乗っている車は、銀色の子供だましのような小さい乗り物で
床に反発して少し浮き、スムーズに移動していく。

移動していった先には、開けた場所があり
そこで、私は別の人に引き合わされた。
もっと身分の上の人のようだった。
…ここまで詳細に風景を覚えているのに、なぜかこの相手だけの記憶だけが
切り取られたかのように抜け落ちてしまっているので省略。

この先も進む。
この宮殿のようなところの先は、そのまま崖の上へと繋がっている。

古風な石作りの庭園も、なにもすべて
今はジャングルのような植物に覆われていた。
その中に石段の道だけが通行できるようになっている有様だ。

しかし、これでも問題ないらしい
太陽も人工的に作っている今、
崖の上という場所は光が強すぎて、誰ものんびりできない場所だから
こうして、植物を繁茂させ
地中の温度の調整をしているのだから、と言う。
元の光源があった頃には、崖の上がもっとも日当たりの良い場所だったので
こうした庭園や宮殿が造られたのだろう。

「私は、こんな場所を歩いていて平気なんですか?」と問うと
「ここは、貴方の潜在意識に送られた記憶でDVDのようなものなのです。
 実際にそこにいるのではありません、ですから平気ですよ」
と案内人は返事をする。

いくつかの庭園のような場所を抜けると、
先にあったのは草原。
ここはすでに芝のような単一の植物しかなく、
緑の土地の果てになっていた。

ここでくっきりと分かれているのが見えた。
草原は数キロ先で、いきなりただの岩地になっている。
見上げると、空は真っ黒な雲で覆われているというのに、
その谷だけが、まるで蛍光灯のような味気ない光で
煌々と照られされている感じなのだ。
光が届かない、その先の土地には全くなにもない。
本当に風化した、ただの岩地だった。

遠くに、紫とオレンジの夕焼けのような空だけ見えた。

ここの場所は、これまで見たことがないというのに
質感や光の感じ、なにもかもが異常にはっきりと感じ取れる場所だった。

土地の案内は、いったんここで終わったが
私は緑色の存在が珍しくしげしげと眺めていると、
その人はこう言った。
「そんなに珍しいですか?貴方が小さい頃には、よく描いていたでしょう?」と。
……思い出した。
完全に忘れていたのだが、塗り絵の人間の顔をよく緑色に塗っていたんだった。

思い出してから少し背筋が寒くなった。

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すごく聞きたかった話です^^
続きがすごく楽しみ~~♪

このイメージ画像も紫音さんが作成したのですか?
壮大だーー。
いづ | URL | 2008/10/11/Sat 23:51[EDIT]
あら、こんなわけわかんない話にも需要が?
書いてるほうは何が読みたいのかわからないんですよねえ
イメージ画像は、フォトライブラリーから借りました。
ちょっとだけ色をいじってます。
もうすこし違う感じなんですけどねえ。空が似ているから。
紫音 | URL | 2008/10/12/Sun 01:14[EDIT]
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