見えない世界の不思議についてひたすら綴ります

約束された場所で
  約束された場所で―underground 2


最近、再読しました。
当時、日本中がこの話題でひっくり返したような騒ぎだったのを
今でも覚えている方は多いと思います。

オウム事件と阪神淡路大震災の年でしたね。

本を整理していてなんとなく再読したのですが
とても学ぶことの多い本でした。


この頃、日本ではまだスピリチュアルという言葉は浸透しておらず
見えない世界と言えば、霊能者、オカルト、宗教…と、だいたいこんなところでした。

それでは、
複雑な人間関係にうまく順応できない若者や
システムとしての社会が提供できなかった
納得のいく生きる意味や倫理は、一体だれが提供していたのか?
それは、宗教だったんですね。

個々の人生を通して、宗教という枠組から見た事件の様子を
氏が取材し、まとめた本なのです。

宗教に妙な先入観を持たないと言える人なら、学べることはたくさんあります。
とくに巻末のカウンセラーと氏の対談は、かなり強くおすすめします。

“昔”の本ではないんですね。
新興宗教がオウム事件の後、ことごとく排斥されていった後
急速に受け入れられたのがスピリチュアルなのですから。

スピリチュアルが宗教ではない、と誰が言い切れるでしょう。

誰かが与えてくれるメソッドがあれば
自分自身で考えなくても「それでいいんだ」と安心もできます。
しかし、その上に自分自身の価値観や意思を築き上げてしまったとき、
礎石を失った人間は、そこからどう生き直すのでしょうか…

その過程がこの本にあるのです。

コレ、ものすごくオススメの一冊です。
できればアンダーグラウンドから読んだほうがいいんですけどね。

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