見えない世界の不思議についてひたすら綴ります

ハツカネズミと人間
先日、知り合いの発達さんについて友人と話していた頃、
偶然にも自分が通勤で読んでいた本です。

スタインベックの「ハツカネズミと人間」
高校生の時以来、本棚にしまいっぱなしでしたが
なんとなく読みたくなって、手にしていたものでした。

この主人公二人のたどる運命は、寂寥感からまぬがれることはできませんが
その過程にヒントがあったのかもしれません。

ジョージとレニーという二人の男性は、お互いに気持ちを支え合って
苦しい人生を生きていく仲なのですが
レニーには知的障害がありました。
それでも、ジョージはレニーを相棒として一緒に行動していたのです。
…事件を起こし、その責任を取る瞬間まで。

昔の日本もこうだったのでは?と思うのです。
地域や社会が、弱者を守って生きていたのではないかと。

私が小学生のとき、普通クラスに入れたいと親が言えば
知的障害を持った子、車イスの子も同じ教室にいました。
日直がその子の面倒を見るという決まりがあり
授業中でもその子が教室を出て行けば、日直もいっしょに手をつないで出て行く。
でも、先生はうなずくぐらいで何も言わなかったし、
誰もいじわるしなかった時代です。

今は、ある意味、そういった懐の深さがなくなっている気がするのです。

本人にとっては、障害と理解することで
生きやすくなる場面も出てくるし、アドバイスも得られると思いますが
昔はそうしなくても、今よりは生きていきやすかったのではないかと。

日本の社会って、意外に気持ちの余裕がなくなっているのかもしれません…
厳しい世の中になっちゃったんでしょうね。

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境界性知能の息子...授業の邪魔はしないので通常学級へ

でも先生と顔を合わせるたびにできていないことをたくさんあげられるので...

仕方がないのですが~

学校に行くのが怖いです。
ぼたん櫻 | URL | 2011/10/12/Wed 23:26[EDIT]
その分、クラスのみんなに勉強より大事なことを
教えてるんじゃないでしょうかね?
私が子どものときにはそうでしたよ~
人をいたわる、とかなかなか最近じゃ教えてくれる場面はないですからね
大事なお役目なんですよ
紫音 | URL | 2011/10/13/Thu 00:13[EDIT]
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