見えない世界の不思議についてひたすら綴ります

ファンタグレープの思い出
最近、ファンタグレープにまつわる変な事件を突然思い出しました。
私が小学生の時の話です。

 * * *

その頃、うちの両親は
車で15分ぐらいのところにある新興住宅地へ時折出かけていました。
なんの用事だったか分かりませんが、
その家のおばあちゃんと嫁さんの仲が悪く
知り合いであったおばあちゃんの状態が気になったのもありました。

ところがそのおばあちゃんが、ある日、奇妙なことを言い出したのです。

隣の家は、一回買い手がついて人が住んでいたものの転居し
その後にはいってきた人が怪しいのだと。
家族単位で、常に知らない人が出入りして
夜は誰もいない。

そして、ときに泣き叫ぶ娘さんを中に連行していったり
狂ったように動いている人を連れて入ったりと
本当に怪しいのだと。

事件性があるのなら警察へ言ったほうがいいのかしら…という相談。

ほっとけばいいのに、うちの親は
「じゃあ、見てくる」と言い、本当に出かけました。

私たちは車に移動して待つことにしながら、さりげなく様子を観察。

父はひとりで、ピンポンを押して玄関あたりで待っていると
そのうち、家の中へ入っていきました。
私がみたのはココまで。

そのあとは、しばらく待つとダッシュで父が出てきて

「早く、車を出せ」

運転手の母は速攻でエンジンをかけて発車。


事の顛末は、家に帰って聞きました。

なんでもピンポンを押しても応答がなかったので
試しにドアを開けると、開いていたとか。
馬鹿なので、そのまま玄関まで入ったそうです。
もう二十年前なので時効ということで。

すると、奥から女性が出てきて

「お約束の方ですか?」

「え?まあ、はい」

「おあがりください」

通された部屋は…

新興宗教の祭壇のある、もうなんというか凄い部屋の奥の控え室。
すでに祭壇をみちゃった父は

「連れ込まれるとか、知らない人ばかりが出入りするって
 この普通の家を新興宗教の祈祷所?にしてたわけか」

と、理解。

控え室で座って、どう逃げようか考えていると
さきほどの女性が、ファンタグレープを持ってきたそうです。

ほぼ一気飲みで片付ける父

「トイレをお借りできますか?」

予想通り、トイレは玄関の側にあったので
そのまま玄関から出て、ダッシュで逃げたそうです。

おかげで父は今でも、ファンタグレープを見ると
あの怪しい家を思い出しちゃうそうです…。笑

でも、なんでファンタグレープだったのかと。

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