見えない世界の不思議についてひたすら綴ります

ヒア アフター
  ヒア アフター



珍しいテーマに取り組んだなあ、と思いつつ見ました。
スピルバーグが、イーストウッドを指名しての作品だったのですね。

マット・デイモンが霊能者役を務める作品です。
意外に合ってました。笑

ただ…震災後、公開中止になっただけあって
冒頭の東南アジアの津波のシーンは、ちょっとこたえますね。
まだ、日本には辛い場面かもしれません。
ですが、これもまたあの時の現実なのかと思うと
しっかりみておきたい自分もいます。

災害で死の垣根を超えそうになり、あちらの世界が垣間見えるようになった女性
兄弟を失った男の子
そして、霊能者としての生活に疲れて、工場労働者になった男性
この三人を中心に物語は展開していきます。

ジョージ(マット・デイモン)は自分の能力をギフトではなく
呪いだと言い切ります。
引退しても尚、クチコミで訪れるクライアント
断っても断れない…
しまいには、知り合った女性にもその力のせいで逃げられます。
そういうものですよね
困ったときには、頼りにされますが、
そうではないとき、もしくは自分で受け止めきれない結果の時には
こういう仕事をしている人間ごと否定し、人は離れていきますからね…
私ですら、砂を噛むような気持ちで同じことを経験したことはあります。
嫌になって辞めるのも、心から理解できますね。笑

そんなジョージも、臨死体験をしてそれを調査しまとめた女性も
兄弟を失った男の子も、お互いとの出会で、少しだけ癒されていきます。

死があって、生があることを深く知ること
喪失感とそれを埋める人との出会い
そこから浮き上がる希望

イーストウッド監督らしい、静かな描き方で物語は進行していきます。

ヒアアフターは来世、という意味もありますが
映画の中では、あの世に近い感じになるのでしょうか
死が隣にあることで、生が際立つ静かな映画です。
私好みでした。

Comment

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こんばんわ。「ヒアアフター」もうレンタルされてるんですか?
わたしももう一度見てみたいです。

震災後からがらっと日常が変わってしまった気がして、この映画を見ていた時はまだなんにも、起きていない平和な日々だったなあとすごく遠くに感じます。

震災が起きたときわたしが住んでいる場所はなにも直接の被害のないところだったけど、次の日にいつもどうり出勤するときに、「こんな時に仕事していていいんだろうか?」という思いと「こんなときだからこそ、いつもの自分の仕事を一生懸命やるしかない」と思ったり、
いろいろな情報が流れるなかで、
今までどれだけ電気に頼って生活してきたことかとか
それでも、いいほうに考えれば、これからもっと地球に負担をかけない生活をしていこうという夢が芽生えたり。

本当にこの震災で日常というものを根本から真剣に考え直すきっかけになったと思います。あまりにもその被害は大きいけれど。

すいません、つい長くなってしまいました。
自分自身の気持ちのまとめにもなりました。
有難うございます。
yuko | URL | 2011/05/13/Fri 01:21[EDIT]
レンタルまだなんですよ~
いいにくいのですが、ヒアアフターはすでに海外の動画サイトに…
ゲホンゲホン。笑
察してください。

私も震災後、物欲とかそういうものが全然なくなりましたね
ちょうど震災の二週間前ぐらいから、
自分が死んだあとのまとめノート(保険とか)を作らないといけない
そんな気持ちですごく焦っていました
別に死ぬ気とかないんですけどね…
うちの親もそうだったみたいです
根本的な部分で、人の深層に意識の変化があるとすごく感じてます
ここ2,3年で、長く勤めた仕事をやめて
人生の転換期に入る人が周囲に非常に多いのも繋がってる気がしますし。

これから、なんでしょうね
紫音 | URL | 2011/05/13/Fri 09:50[EDIT]
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