見えない世界の不思議についてひたすら綴ります

ラースと、その彼女
  ラースと、その彼女



正直、変わった映画です…。
コメディかと思って借りて見てしまったのですが
うっかり涙してしまったので、紹介してしまいましょう…

主人公ラースは、自分が誕生したとき
母親が命を落としてしまったことをきっかけに
歪んだ自分の世界に生きている男性です。

27歳で一人、小さな家に暮らしていますが
隣に住んでいる兄夫婦は、そんな弟を心配する毎日

食事に誘ったり、同居をすすめたり…

そんなある日、職場の女性に強く言い寄られたことと
同居の話で、ラースは本当に一線を超えてしまうのです。

つまり、それらの問題から逃れるように
自分自身は彼女がいると思い込むのです。
その彼女とは等身大のリアルドール(ダッチワイフ)でした。

ラース自身は本気です。
兄夫婦にも紹介し、英語が話せないことと、車いすだということ
そして彼女は信仰心が篤いので、未婚の男女は同棲できないと語ります。

兄嫁は喜んで、その彼女に自分の家の一部屋を貸すと言うのですが…
彼女を見てビックリ………だって………リアルドールですよ…。
しかし、兄嫁はラースの気持ちを大事にし、一緒にドールの世話をします。
その後、精神科医のすすめで兄も同意し
ラースのドール妄想に、真剣につきあうことになるのです。

最初は街の人々を大混乱させました。
しかし精神疾患という説明と、ラースを大事にする老婦人の説得で
街ぐるみでのつきあいへと変わっていきます。

ドールだというのに、診察してくれる女性医師
(血圧が低いようですと言ったあと、ラースのために毎週通うようにと…)
教会へつれていったときにも、ドールへ親切に接する老人がいました。

正直、妄想ゆえの行為とは分かっているのに
本気でドールを愛して、大事に大事にしているラースの姿に
だんだん涙が出てきます。
妄想ということ以外は、本当に純粋すぎて。
だから一線を超えてしまったのかと…

このあと、周囲の人々がどうラースに関わっていくか、
その暖かい気持ちに、ラースがどう現実に戻っていくのか、
そのあたりはぐっとくるとしか言いようがないので
是非、映画でご覧になってください。

結局、人間にとって本当に必要なのは
人間同士の心の交流なんでしょうね。
それは、なんでも開けられる魔法の鍵だと教えてくれる映画です。

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