見えない世界の不思議についてひたすら綴ります

挫折を知ること
以前、一緒に仕事をしていた営業担当さんは
誰がどう見てもイケメンだった…
まあ、すっごく若いのでそういう気にはならないのだけど。笑


なにしろ、新卒入社で最初の仕事が
私の担当だったもので、右も左も分からない状態…
しかも、上司は面倒を見る気はない様子。

しかし、数々の新人君の中でも
このイケメンはビックリするぐらい素直で勉強家だった。
「わからないので、教えてください」
「こういう提案をしたいんですが大丈夫ですか?」
「こういうのって、どういう風にデータをつくってるんですか?」
……この手のまじめで熱心なのはこれまでお目にかかれなかったのだ。

どうも、本人には夢があるので
現在の職場で学び、ステップアップしたいらしい。

私も、それに応えてそれまではしなかった教え方で、あれこれ仕込んだ。

営業が聞かなくてはいけないポイントとか
交渉の仕方
そして交渉できなかったときに、どれだけ見積もりがあがるか
自分の営業利益はどのぐらいになっていくか…
クライアントがどうして、こういう修正を入れたのか
その心のうちを探ってこい、と。
ただのお使いじゃ、5年後に明らかな違いになってくるよ、と

そして、それまでは自分で電話して確認していたことを
イケメンにやってもらうようにしてみた。

…最初は3回連続で忘れてきたりして、私に小言を言われると
みるも無惨な落ち込み方をしていたけど…。


たぶん、これまでの人生で挫折を経験していないんだな…と思った。
おそらく浪人も留年もしてないし、
こっぴどい失恋すらしていない感じがする。
と、いうか、かわいがられて育った子なんだと思った。
だから、いつもほめられてないと挫折感でいっぱいになる。


後のち社会で苦しい目に遭うな、と思った。
今はまだ新人だからよくても、あとで心が折れるかもしれないと。

そんなのがチラチラ垣間見える

その後も、鍛え続けていくうちに、
いつのまにか相談役にされ
個人的なこととか転職の相談、パソコンの選び方まで打ち合わせで話した。
時には会社の愚痴も。笑
私は、どこにいっても相談される側になることが多い…

この頃から、はっと気がつくと
いつの間にか勝手に紫音モードに入ってしまう時があって


「いや…今は基本的なものを培う時期だから、この会社だね…
 自分で思っているよりも、上の人の評価は悪くないと思うよ?
 あと…本気で転職するなら再来年ぐらいを目処にしてごらん?」


って、平気でいってしまう自分に背筋が凍った。
絶対、霊感つかって返事してました。
でも、気がついてないからいいや。

こんなことがたびたびあると、いつかバレそうだと気が気で無いものの
真剣に相談されると、紫音さんがでてきてしまうので止めようがありません。
どう表現していいかわかりませんが…

のち、イケメンはその時期に転職を果たしました。


いま思うに、なんかこう…
むこうの守護霊さんとかに頼まれていた感じがするときがあるのだ。
だから、気がつくと鑑定モードに入っていたような。
それでも本人の努力と真剣さがあったからこそだったのだろう。

でもいいんです。いくら使われても。

私もただ「忙しい」と言わずに、
こうして向き合うことで、せっかく縁あった人たちに力を貸し
時には助けてもらえるようになるんだと、教えてもらったから。
やっと、人と真剣に向き合うことの楽しさを覚えた。


それに…
鑑定代がわりに和菓子買いにいかせたから。笑

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